高知県安芸市での秋季キャンプに参加している阪神育成の石井将希投手（２４）が１３日、チーム宿舎内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸３００万円でサインした。

　今季、支配下登録されることはなかったが、ウエスタン・リーグではチームトップの４８試合に登板して防御率３・４６。力強い直球を武器に存在感を示した。「目標は１軍登板というところにおいて、支配下は通過点。目標は高い位置においておかないと。支配下が最終目標ではないので、開幕から背番号２桁で１年戦っていけるようにやっていきたい」と抱負を口にした。

　また、同じ育成選手の藤谷は現状維持の６３０万円で、横山も現状維持の７００万円でそれぞれ更改した。（金額は推定）