阪神・木浪「1番打ちたい」キナチカ再結成へ「打」で勝負 糸井、北條らと競争だ

 阪神・木浪聖也内野手(25)が19日、「1番・遊撃」に名乗りを上げた。胸に誓うのは、華々しくルーキーイヤーを飾った昨季の再現。打てるトップバッターとして、“キナチカ”再結成を狙う。

 「一番は試合に出ることが目標。その中で1番を打ちたい」。新年には全試合出場の目標を掲げた。キャンプインを目前に、狙うのは「1番・遊撃」の座だ。矢野監督は構想の中で2番・近本を理想とする。木浪は糸井、北條らと争う、1番候補の一人となる。

 昨季の開幕戦では球団史上初めて新人2人が1、2番に並んだ。木浪は1番で24試合に出場。キナチカ再結成に向け、こだわるのは「出塁」と言う。「安打でも四球でも塁に出ることが大事です」。出塁率・302からアップを目指し、走る意識改革を進めている。

 「動画で走る姿も確認できた。もう一回、意識して走れるように。足の速さは人それぞれありますけど、状況判断でカバーできる」

 鳴尾浜で行う自主トレでこの日、陸上トレーニングコーチの秋本氏から指導を受けた。地面の接地時間を短くするなど改善に取り組む。「走れたらいいけど、自分の持ち味はそこじゃない。プラスアルファでできれば」。走攻守にレベルアップした姿で、「1番・遊撃」争いを制する覚悟だ。

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