阪神・守屋 逆にDV、モラハラ「すごかった」妻への暴力否定 緊急会見で主張

 複雑な表情を浮かべ会見する守屋
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 妻を殴ってけがを負わせたとして、兵庫県警が傷害容疑で書類送検したことが明らかになった阪神・守屋功輝投手(26)が23日、兵庫・西宮市内の球団事務所で緊急会見を開いた。協議離婚に向けて話し合いを進めていた中で、妻から被害届が出されたことを明かした守屋は、DV、モラハラを受けていたのは自分の方だったなどと吐露。法的措置も検討していることを明かした。

 開始約1時間前に告知された緊急会見。テレビカメラ6台、50人を超える報道陣に囲まれた守屋は前を見据え、はっきりとした口調で話し始めた。

 「応援してくださっているファンの方々、チームメートや関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません」。深々と頭を下げた守屋がその後に語ったのは、実に生々しい内容を含む自身の主張だった。

 守屋はプロ入り前の2013年、倉敷工の同級生で野球部のマネジャーだった妻と結婚した。夫婦げんかが頻発するようになったのはプロ2年目を迎えた16年。そこから妻に暴言、暴力を受けるようになったという。

 書類送検された容疑は『2018年4月26日、自宅で妻(26)の頭を殴り、頭部にけがをさせた疑い』だった。その日の出来事について触れ、「(暴力を)止めるために手首を持ったことはあります。持った上でもまたやろうとするっていうのがあって、ああいった写真、内出血になったんだと思います」と説明した。

 DVを受けていたのは守屋側か?という質問には「そうですね。モラハラというか。そういうことがすごかったです」。そう言ってうなずき「妻が思い立つとガッときて手を上げられたりとか、遠征中とかはグローブとか通勤で使用しているリュックなどを壊されたりとかもあって、結構精神的にきつかった」と明かした。

 さらに「クレジットカードを僕の口座で勝手に作られたというのがあって」という事実も吐露。「思った以上にすごいことになっているというか。お騒がせをしてしまっているので、僕の方から一言、言うべきなのかなと」と会見を開いた思いを語り、法的措置を検討していることも明かした。

 谷本球団本部長は「話を聞く限り極めて常識的というか、理解できる感じがした」と、守屋をこのまま2月1日にキャンプインさせる方針。「感謝の気持ちを持ってチームに貢献できるように、これから取り組んでいこうと思います」と語った。

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