阪神・糸原 Vへ一丸若虎目覚めよ!新虎グッズ目覚まし時計から決意表明

 自転車にまたがる糸原(右)とタオルを広げる青柳
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 阪神は26日、兵庫・西宮市の甲子園室内練習場内で、新作グッズ内覧会を開催した。糸原健斗内野手(27)と青柳晃洋投手(26)が参加し、新商品の「プレーヤーズボイス目覚まし時計」(税込み4950円)内では、糸原が「オレについてこい!!」と決意表明。“物言う主将”として、橋渡し役を務める覚悟を語った。青柳は第1クール中の実戦練習から、習得を目指す“マサシンカー”を試す考えを明かした。

 黄色の目覚まし時計から、糸原の声が場内に響く。「オレについてこいよ!!」。新作グッズ内覧会での一コマ。主将のオリジナル商品に注目が集まった。エキサイティングな一声に、隣に座る青柳もほれ込み「僕はキャプテンの声で起きます」と明かす。

 球団史上最年少で主将を務めた昨季。チームは3位に躍進し、CSファイナルSへ進出した。「優勝したいです。ビールかけがしたい。チーム第一に、若い力で引っ張っていきたい」。2年連続で主将を任された2020年は、よりチームを一丸とするため、積極的に動く覚悟だ。

 「シーズンが始まったら、苦しい時に(選手を)集めたりできたら。あとは矢野監督が感じることをチーム内に発言していきたい」。昨季以上にグラウンド内外で、キャプテンシーを発揮していく。目指すのは矢野監督と選手の“橋渡し役”。「一丸」を強調する糸原はナインに共闘を呼び掛ける。

 「若手の僕らが中心となって引っ張っていかないと強くならない。みんながキャプテンのつもりでやってくれたら。若い子の意見もチームとして必要。誰が発言してもいい」

 当然、個々のレベルアップもチーム力アップにつながる。自主トレは順調で「またファンの前で野球ができる。楽しみ」と心を躍らせ「キャンプで競争に勝たないと試合に出られない。(開幕を)逆算する立場じゃない。結果にこだわっていく」。主将と言えどポジションが確約される立場ではない。貪欲に定位置を奪いにいく。

 「活躍して僕のグッズを買ってもらえるように。1位を目指したいです」。昨年、レプリカユニホームの売り上げは鳥谷、近本、梅野に次ぐ4位だった。シーズン、グッズ売り上げともに目指すのは頂点だ。「最高の1年にしたい」。秋の美酒を信じて戦う。“ダブル優勝”で名実ともに、チームの柱を担う。

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