阪神マルテ 三塁超ウエルカム! 米時代は本職いつでもいける ボーアのサポートも

 阪神のジェフリー・マルテ内野手(28)が27日、母国ドミニカ共和国から関西国際空港着の航空機で来日した。1年目の昨季は一塁を守ったが、外国人8人体制となる今季は新外国人ボーアの一塁起用が濃厚。そこで三塁起用プランが浮上しているが、米国では主に三塁を守っていただけに、問題なしを強調する。さらに新助っ人のサポートも約束した。

 マルテは長旅の疲れも見せず、笑顔で到着ロビーに現れた。「まず戻ってこられてうれしい気持ちです」。来日2年目を迎えた心境をそう語ると、「三塁起用プラン」に対して力強く呼応した。

 「言われたところをしっかり準備できるように調整してきたつもりなので、ファーストでもサードでも言われたところをしっかりできるようにやっていきたい」

 昨季は105試合に出場し、103試合で一塁スタメンを任され、打率・284、12本塁打、49打点。シーズン終盤は4番にも座った。ボーア加入で三塁に回る可能性が高いが、超歓迎モードだ。すでに球団からも打診を受け、今季契約を結んだ席では「ウエルカム!」と声を弾ませていたという。

 昨年、三塁での出場はオープン戦1試合のみだが、不安はない。来日前は三塁が本職だった。自主トレでも例年以上のハードトレで仕上げ「いつでもいける」と胸を張った。

 先輩助っ人の自覚も芽生えていた。ボーアとはマイナー時代に対戦経験があり「すごくボールを遠くに飛ばす」と太鼓判。投手の特徴やストライクゾーンなど「対応できるように力になりたい」とサポートを約束した。

 外国人8人体制の今季はマルテもサバイバルに身を投じる。「自分のやるべきことをしっかりして、その中で勝ち取れるようにしたい」。どこまでも献身的なドミニカンは競争よりも共闘を誓った。

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