阪神・糸井 5年ぶり2月対外試合へ「開幕早いから」復活へ回復順調
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
昨年10月に行った左足首手術からの完全復活を目指す阪神・糸井嘉男外野手(38)がオリックス時代以来、自身5年ぶりとなる2月の対外試合出場に意欲を見せた。例年より早い開幕を見据えての調整は、順調な回復の表れだ。
「キャンプ中に出ますよ。2月とかじゃなくて、開幕が早いからそうするだけです」
2月へのこだわりはないが、開幕から逆算した調整に取り組める現状が頼もしい。まだ全体メニューには合流していないものの、ベースランニングや打球捕なども開始している。9日にはマシンを相手に約2時間の打ち込みも敢行した。
沖縄での対外試合は残り6試合。今週末の2試合は可能性が低く、来週以降の20日・楽天戦(宜野座)を含めた4試合(22日・中日戦、23日・広島戦、24日・ヤクルト戦)のどこかで、状態を見て出場のタイミングを計ることになりそうだ。
この日の糸井は休日のため、静養に努めた。阪神移籍後初の沖縄での対外試合出場を弾みに、開幕に向けてペースを上げていく。