阪神・望月 魅せた4K!最速153キロ 開幕ローテに前進

 シート打撃で力投する望月
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 「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 阪神・望月惇志投手(22)が今キャンプ2度目のシート打撃に登板し、打者8人を1安打無失点に抑え、4三振を奪った。4日のシート打撃、8日の中日戦に続く好投で、開幕ローテ入りへ猛アピールだ。

 昨年のCSファイナルS初戦でKOされてから、ひと皮むけたような印象すら受けた。マウンドでのたたずまいには自信が漂う。「タイミングよく、バランスよく投げられたかなと思います」。先頭の梅野を3球で一直に打ち取ると、以降も各打者を寄せつけなかった。

 片山こそ追い込んでからの5球目を右前に運ばれたが、安定感は揺るがず。安打はこの1本のみで、力強い直球に、緩いカーブやフォーク、カットボールを織り交ぜ、最速はテレビ中継のスピードガンで153キロをたたき出した。

 矢野監督も「モッチー(望月)はいいボールはすごい」と評価。「(先発として)もう1ランクというのは望むところやね」と目を細める。

 ただ本人は「フォークもカットもまだまだ」と満足はしていない。「変化球でも真っすぐでもしっかりカウントを取れれば、自分のいい形で攻めていけると思う」と先を見据えた望月。開幕ローテをつかみ取るため、さらに精度を上げていく。

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