阪神・マルテ&ボーア&サンズ、快幕デモ出撃 24日ヤクルト戦で中軸に並べる

 「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)

 3月20日の開幕戦に向けて、万全の態勢を整える。阪神のジェフリー・マルテ内野手(28)と新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス、ジェリー・サンズ外野手(32)=前韓国・キウム=が24日のヤクルトとのオープン戦(浦添)に出場することが17日、分かった。助っ人野手3人衆を並べた新猛虎打線で公式戦白星発進のデモを行う。

 今季の開幕カードの相手でも気にしない。優先するのは、打撃陣の仕上がりだ。昨季は大砲不足と得点力不足に悩まされたが、今年は問題が解消されたことを相手に印象付ける。

 開幕前哨戦では左打者の4番・ボーアを中心にマルテ、サンズで右、左、右と中軸に3人並べることが濃厚。燕軍団を相手に助っ人トリオのつながりや破壊力を試す好機でもある。

 各自の調整は順調だ。今キャンプで実戦未経験だったマルテは、18日の紅白戦に三塁で出場予定。「準備はできている。そろそろそういう時期なので、自分としては状態を上げていきたい」と意欲を示した。

サンズ休日返上

 サンズはこの日、休日返上でチーム宿舎に隣接する室内練習場で汗を流した。13日からチームに合流しているシーツ駐米スカウトから助言を受けたことを明かした。「調整方法やキャンプをどう過ごしたらいいのか。(日本の)投手がどのように攻めてくるのかも聞きましたし、いろんなアドバイスをもらった」と先輩のサポートに充実感を漂わせた。

 チームを勝利に導くために海を渡ってきた助っ人。破壊力抜群の強力打線がついにお目見えする。

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