左肩コンディション不良で2軍調整中で阪神のオネルキ・ガルシア投手(30)が18日、鳴尾浜でシート打撃登板に臨んだ。打者10人に計40球を投じ、安打性は1本。今年初めて打者相手に投じた左腕が、順調な回復振りを見せた。
最速143キロを計測した直球に加え、スライダーやツーシームをコースに集め、打者を抑え込んだ。この日、5三振を奪ったが、うち3三振は直球で奪った。(同球で遠藤、藤谷を直球で見逃し三振、小野寺を空振り三振)
藤谷にスライダーで死球を与える場面もあったが、ほとんど制球にもばらつきがなく、本来の姿に近づいている。シーズン中のローテ入りを期待される左腕が一歩前進した。