阪神 ドラ3及川がプロ入り初のフリー打撃登板 直球に力強さ
阪神ドラフト3位・及川雅貴投手(18)=横浜=が18日、鳴尾浜でプロ入り初の打撃投手を務めた。相対した藤谷、遠藤、小野寺に対し、45球を投じ、安打性は4本に抑えた。
躍動感のあるワインドアップから直球をどんどん投げ込んだ。内外に直球を投げ分け、小野寺や遠藤がファウルで差し込まれる場面も際だった。
ボール球が21球と課題も残ったが、ボール先行と取れる投球ではなく、カウントを悪くすることはなかった。
「久しぶりの対打者なので、感覚を思い出したい。BP(打撃投手)なので、ストレートを8割、9割くらいの意識でやっていきたい」と意気込んでいた及川。カーブやスライダーも数球織り交ぜたが、直球の力強さを感じさせる投球内容だった。