阪神・才木、シート打撃登板 右肘痛からの復活へ「順調にきている」

 右肘痛からの復活を目指す阪神・才木浩人投手(21)が19日、鳴尾浜でシート打撃に登板。昨年5月の戦線離脱後初となる実戦形式での投球で、熊谷と藤谷を相手に計13度対戦し、52球を投げて安打性2本で最速145キロという結果だった。

 「実戦に近い形で投げられたので、すごく順調にきているかなという感じです」

 12日に戦線離脱後初のフリー打撃登板を行い、そこから1週間で次のステップへと進んだ。直球だけでなく、「変化球を投げた時のバッターの反応とかも見たかったので。ストライクとか空振りも取れていたので」と変化球の感触も上々。「フォークだけはまだ精度が甘いかなと感じたので」と、課題も口にしたが、手応えはある。

 見守った安藤育成コーチは「順調だと思います。145キロぐらい出てたかな。本来は150キロとか出ますけど、今の段階では順調」と話した。段階としては次回は実戦復帰となる可能性もあるが、20日の状態などを確認し、トレーナー陣らと意見交換した上で、再度シート打撃を挟むことも考えられるが、順調に完全復活に向けて進んでいる。

 また、同じく右肘痛からの復活を目指す桑原は、12日に続いて打撃投手に登板。37球を投げて安打性1本という結果で「前よりは良かったかなと思います。1つステップが上がってもいけるのかなと感じました」と、次はシート打撃での登板に臨む形になりそうだ。

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