阪神・スアレスが150キロ台中盤の直球を連発 2回無失点でローテ入りアピール
「阪神紅白戦、白組-紅組」(29日、甲子園球場)
紅組の2番手・スアレスは150キロ台中盤の直球を連発し、2回無安打無失点だった。
先発調整を続けている助っ人右腕が、開幕ローテ入りへ猛アピールした。三回から登板。先頭の高山への初球に155キロを計測すると、2球目の156キロで中飛に仕留めた。マルテも3球連続150キロオーバーの直球で追い込み、4球目の156キロで見逃し三振。糸原に四球を与えた後、原口は初球の154キロで右飛に打ち取った。
四回は2四球を与えるなど制球を乱す場面もあった。それでも150キロ台の直球を主体に攻めて、得点は許さなかった。「ここまで順調に来ているし、ボール自体は悪くなかったと思う。次の登板ではもう一段階、上げられるように頑張るよ」と話した。