阪神 藤川が3者連続Kの貫禄投球 最速147キロ「メンタルも上がってきている」

 「阪神紅白戦、白組-紅組」(29日、甲子園球場)

 藤川球児投手(39)が紅組の3番手で五回から登板。日米通算250セーブまであと「7」と迫るベテランが1回無安打無失点と完璧な調整ぶりを示した。

 先頭の北條には直球主体の投球を展開し、空振り三振に。続く高山も高めの直球で空振り三振。最後に相対したマルテには131キロのフォークを投じ、見逃し三振。3者連続三振と圧巻の投球を披露した。直球の最速も147キロと状態の良さもうかがえる投球内容だった。

 久々に試合形式で登板した藤川は「今日は無観客試合の練習だと思っていたので、ファンの方々がスタンドにいないこの環境で、試合に入り込む気持ちの確認と、ボールの精度を高めることを課題にしていました」と狙いを明かした。

 「ボールは少し乱れたところはありましたが、精神的な部分では1球1球集中してしっかり投球できていたので、試合に向けたメンタルも上がってきていると自分自身で確認できたし、本番に向けて良い練習ができたと思います」と充実感も漂っていた。6月19日の開幕戦に向け、さらに万全の状態を作っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス