阪神・秋山が決意 “ローテ枠”を「奪うぐらいの気持ちではいます」
阪神の秋山拓巳投手(29)が30日、甲子園での集合練習後、オンライン取材に応じ、先発ローテの軸になるという決意を語った。
先発ローテ候補として期待されていた、高橋がコンディション不良で2軍で調整。藤浪が遅刻により無期限2軍降格となり開幕ローテ入りが絶望的な状況となった。
「遥人に関しては、軸で期待されていたと思うんですけど、今いないという現状なので、そこを奪うぐらいの気持ちではいます」
左のエースとして期待されていた高橋の位置を奪うと力強く語った。そのためには、秋山にも結果が求められる。31日に予定されている紅白戦で登板する。
「シート打撃ではただ投げるだけになっていたので、今回は配球、意図したところに投げられるように、結果を早く求めすぎずにやれれば結果はついてくるかなと思っています」
17年に12勝を挙げ、チームの軸として活躍した右腕。ここ2年は満足いく成績が残せていない。開幕まで1カ月を切った状況で先発ローテ再編となった。そんなチームの危機に秋山が救世主となる。