阪神紅白戦で“遊撃バトル”木浪が同点タイムリー ライバル北條の先制打直後
「阪神紅白戦、白組-紅組」(31日、甲子園球場)
白組で出場している木浪聖也内野手が二回、先制された直後に右前適時打を放ち、すかさず同点に追い付いた。開幕遊撃を争う北條が結果を出した直後。負けじと若虎が猛アピールだ。
二回、北條に右前打が生まれた直後の攻撃。1死から福留が中前打で出塁。続く糸原の二ゴロで走者が入れ替わると、木浪の打席で糸原が二盗に成功した。
ここで木浪は2-2から、低めに落ちる128キロを、体勢を崩されながらもすくい上げ、一、二塁間を破った。6月19日に迫るシーズンの開幕に向け、依然として正遊撃手を巡る争いは続いている。“直接対決”となる実戦で、両者ともに結果を残した。