阪神・藤浪、右胸張りで降板…無念の再スタート 序盤上々3K2イニング目に異変

 「2軍練習試合、阪神8-9ソフトバンク」(3日、鳴尾浜球場)

 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が3日、ソフトバンク2軍との練習試合(鳴尾浜)で、投球中に右胸の張りを覚え途中降板した。練習遅刻による2軍降格後、再出発となるはずだった復帰後初の実戦。2回0/3を4安打3失点という結果以上に、状態が不安視される。

 再スタートは上々だった。六回のマウンドに上がると、最速154キロ、3奪三振でこの回を抑えた。だが、続く七回から球速が落ち、2本の長打を浴びるなど2点を失うと、八回には140キロ台前後まで低下。無死二塁から川瀬にボール先行となった時点で異変を感じた捕手・長坂がタイムを取り、香田2軍投手コーチもマウンドへ向かった。

 本人は続投を志願したが球威は戻らず、四球を出したところで降板。試合後、平田2軍監督は「右脇下くらいの筋肉の張り」と説明した。再出発を期したマウンドでのアクシデント。同2軍監督も「きょうの試合に懸けている気持ちがあった」と無念さを代弁する。近日中に病院で検査を受ける予定だが、今後の状態が気がかりだ。

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