1軍から出場の阪神・江越&植田がアピール 江越“2戦連発”、植田はマルチ

 「2軍練習試合、阪神3-6ソフトバンク」(4日、鳴尾浜球場)

 1軍から出場した江越大賀外野手(27)と植田海内野手(24)が鳴尾浜でアピールだ。

 初回は2人で先制点を奪った。1死から植田が板東の141キロ直球を右前打とすると、続く江越が143キロ直球を左越え2ランとした。

 江越は前日3日に広島・フランスアから放った本塁打に続き“2試合連発”。「手応えはあります。練習ではしっかり形の部分を意識して、試合ではタイミングだけ。それがしっかりいい感じになってきているかなと思います」と好調を維持できている要因を話した。

 植田は第3打席にも三塁内野安打を放ち、これが適時打に。課題の左打席で2本安打が出た。「積極的にいこうと思って振りにいけたというのがよかったですね。2本目(適時打となった内野安打)はちょっとラッキーだったですけど。(左打席は)良いとはいえないですけど、ちょっとずつですかね」と手応えを実感しつつある。

 開幕まで3週間を切っている。江越は「やっぱり1軍のいいピッチャーになってくると甘い球は少ないと思うので、しっかりと甘い球を目付けして、しっかりと1球で捉えられるようなタイミングの取り方だったり、そういう準備をまずはやって刺されないように。自分から仕掛けられるように意識したい」と決意を込めた。

 植田は「試合の感覚とかやっぱり試合でしか起こらないこともあるので、そういうのを(確認したい)。ミスとかは出るかもしれないですけど、それをいかせるようにやっていきたいです」と両者ともに開幕に向け、戦闘仕様に持って行く考えだ。

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