阪神の開幕投手・西勇輝「すべてプラス思考にやっていけばいい」入念に準備
開幕投手を務める阪神の西勇輝投手(29)が18日、東京ドームで行われた全体練習に参加。移籍後初の開幕、巨人戦のマウンドに向けて「ワクワクですね」と、気持ちを高ぶらせた。
練習では開始直後にマウンドに向かい、軽い投球練習を繰り返しながら傾斜、感触などを確認。キャッチボール後、再びマウンドで立ち投げを行うなど、準備に余念がなく「嫌な感触はなかった」と前を向いた。
同球場では、昨年10月13日のCSファイナルS第4戦以来、250日ぶりの登板となる。同戦では6回2失点の好投も、敗戦を喫して敗退が決まった。プロ入り後2度目、阪神移籍後は初の大役。相手はここまでプロ入りから、登板9戦未勝利の巨人が相手だが、「僕自身は淡々とやることが大事。プレースタイルが変わることはない」と、菅野との投げ合いに気を引き締める。
矢野監督が日本一を公言するシーズン。初戦を託されたエースは「とにかくゲームを作ることですよね、まずは。無駄なことはしないし、無駄なことをしても取り返せばいい。すべてプラス思考にやっていけばいいかなと思います」と、強い気持ちでオープニングマウンドに向かう。