「中日－阪神」（３０日、ナゴヤドーム）

　阪神は開幕から１０試合を戦い、２勝８敗と泥沼から抜け出せない。負ければ３連敗で、球団最長タイに並ぶ４カード負け越しが決まる。

　打線は中日先発の山本に対して、４試合連続でマルテ、ボーア、サンズの“ＭＢＳ砲”を並べた。１番には打撃低迷中の近本を起用。攻撃の流れを作るためにもリードオフマンの復調が期待される。

　先発は秋山。中５日で先発する。今年は２月の実戦登板から３４イニング連続無失点中。「まずは初回の入り、先頭打者への入りを大事にしたい。必ず踏ん張りどころはあると思うので、そこをしっかり踏ん張っていきたい」と、今季２度目の登板に向けて気を引き締める。

　現在、首位巨人とは５・５差。過去、５度のリーグ優勝の中で、最大差からの逆転は１９６４年の６・５差。開幕１０試合目にして、早くもデッドラインが目前に迫っている。

　試合開始は１８時の予定。スタメンは以下の通り。

　【阪神】

　１番・中堅　近本

　２番・二塁　糸原

　３番・右翼　糸井

　４番・三塁　マルテ

　５番・一塁　ボーア

　６番・左翼　サンズ

　７番・遊撃　木浪

　８番・捕手　梅野

　９番・投手　秋山

　【中日】

　１番・中堅　大島

　２番・右翼　平田

　３番・左翼　アルモンテ

　４番・一塁　ビシエド

　５番・三塁　高橋

　６番・二塁　阿部

　７番・遊撃　京田

　８番・捕手　木下拓

　９番・投手　山本