阪神 サヨナラ好機逃す 延長十回無死、代走・江越が痛い二盗失敗
「阪神3-3広島」(22日、甲子園球場)
阪神が延長十回にサヨナラ勝ちの好機を逃した。
先頭・北條が放った二塁と中堅の間への飛球が、二塁・菊池のグラブをかすめてヒットとなった。ここで矢野監督は一塁走者・北條に代えて代走・江越を起用した。
すると、江越はサンズの初球にスタートを切った。3-3の無死一塁でクリーンアップへと続く場面で、状況的には確実に成功しなければいけなかったが、二盗は失敗。走者なしとなった。
この試合で一発を含む2打点を記録していたサンズ、好調な4番・大山に打席が回る状況だっただけに、スタンドの空気は沈んだ。
その後、2死一、二塁まで持ち込んだが、植田が空振り三振に倒れて今季初の引き分けとなった。