阪神・ガルシアが5回3失点で降板 またも今季初勝利ならず

 降板したガルシア(中央左)はベンチで頭を抱える(撮影・山口登)
 3回、北村にソロを打たれ、うなだれるガルシア(撮影・飯室逸平)
 4回を投げ終え、汗をぬぐいながらベンチに戻るガルシア(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(4日、甲子園球場)

 先発した阪神のオネルキ・ガルシア投手が5回5安打3失点で降板した。バックスクリーンへ2本のアーチを浴びるなど苦戦。リードを許したままマウンドを降り、またしても今季初勝利を挙げることはできなかった。

 先制を許したのは初回。2死走者なしで迎えた坂本に高めに浮いた135キロのチェンジアップを捉えられた。打球はバックスクリーンへ到達。試合開始直後、いきなり痛恨の一発を食らった。

 二回は三者凡退に抑えたが、再びの失点は1点ビハインドの三回。1死走者なしの場面で北村に146キロの直球をバックスクリーンへ運ばれた。この試合2本目となる被弾。追加点を与えてしまった。さらに五回は2死一、二塁で丸に左前適時打を放たれて3失点目。ピンチで踏ん張ることができなかった。

 3点を追う五回2死一塁で打席を迎えたところで、矢野監督から代打・陽川が告げられて交代。9連戦の初戦を託されたが、味方の援護も得られず、苦しい投球となった。

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