阪神・井上コーチ 福留の20年ぶり2番起用の理由明かす

 7回、右前打を放つ福留(撮影・立川洋一郎)
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 「広島11-6阪神」(7日、マツダスタジアム)

 阪神・井上一樹打撃コーチ(49)が、福留孝介外野手(43)を20年ぶりに2番でのスタメンに抜てきした背景を明かした。

 「そこはまあ(最近)、チカ(近本)が当たってきてて。あいつも20年ぶりだと思うんだよ。糸井を2番に置くってことは、福留でもあり得る話で…」

 井上コーチはこう続けた。「現代的な野球では2番にいろんなバッターを置くってことが有る限り、孝介ならそこは対処してくれるだろうという意味合いで置いた」と説明。近本が好調なだけに次につなぐ、そしてランナーを生還させる長打力もある経験豊富な福留に託した。

 この日の試合、近本が4安打を放ったが、福留は5打数1安打1打点に終わった。右手有鉤骨を骨折し、戦列を離れていた糸原が開幕以降は多く担っていた2番の座。ここ10試合は糸井や近本が入っていたが、新たなオプションとして福留の可能性を確かめられた。今後も2番の起用は流動的になりそうだ。

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