【西山秀二氏の眼】阪神 弱点露呈…青柳&ボーアは至急スクイズ対策を

 「広島11-6阪神」(7日、マツダスタジアム)

 完全に弱点をさらけ出してしまった。阪神の先発・青柳と一塁・ボーアの守備に関してだ。特に指摘したいのは、二回1死一、三塁から羽月にセーフティースクイズを許した場面だ。

 この時、ボーアはほとんど動いておらず、青柳が打球処理をした。一塁にもワンバウンドで投げるくらい送球に不安があるのだから、本塁へのショートスローはもっと厳しいだろう。この“弱点”を突いた広島の作戦が成功して1点を追加されたわけだが、当然この情報は他球団にも入る。

 投手が青柳、一塁がボーアなら今後も同様の状況からセーフティースクイズを仕掛けられるケースが増えるはず。この作戦は試合の大事な局面で行われることが多いだけに対策が必要だ。

 送球に不安がある青柳だと、得点を許すリスクが大きくなる。例えば、投手が青柳の時に限り、ボーアが突っ込んで打球処理をするなど、チームとしての“約束事”を設けて徹底していった方がいいだろう。

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