阪神が38イニングぶりに得点 1死満塁から藤浪の適時内野安打 二回に4点
「ヤクルト-阪神」(21日、神宮球場)
阪神が今季ワーストの37イニング連続無得点を止めた。16日・広島戦(京セラドーム)の初回以来、38イニングぶりの得点となった。
二回に先頭・大山が右中間を破る二塁打を放つと、続く梅野は送りバントを試みた。
この打球を処理したヤクルト先発・吉田喜は三塁へ送球。三塁へ滑り込んだ二塁走者・大山は一旦、タッチアウトと判定されたが、矢野監督がリクエストしてセーフに覆った。
7番に下がったボーアが四球を選んで無死満塁。続く木浪は見逃し三振に倒れた。
それでも藤浪が三塁内野安打を放ち、先制点を奪った。
その後も近本の2点適時内野安打などで得点を加え一挙4点を奪い主導権を握った。
阪神は前カードの巨人3連戦で3試合連続完封負け。この試合も初回1死三塁で糸井、サンズが凡退して嫌なムードが流れていたが、ようやくトンネルを抜け出した。