阪神・能見、降格後初登板は1回無失点 平田2軍監督「先発やらしたいくらいだよ」

 8回、好リリーフをみせ笑顔でベンチ下戻る能見(撮影・飯室逸平)
 8回、力投する能見(撮影・飯室逸平)
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 「ウエスタン、阪神1-0中日」(18日、甲子園球場)

 2軍降格後、初登板となった阪神・能見篤史投手は1回1安打無失点だった。

 八回から2番手で登板。先頭・石橋を空振り三振に斬ると、続く滝野は二ゴロに抑えた。簡単に2死としたが、1番・渡辺に145キロ直球を中前にはじき返された。それでも最後は三ツ俣を左飛に打ち取り無失点。ベテランらしく落ち着いた投球を見せた。

 平田2軍監督は「こんなもん普通」と評価。今後について「先発やらしたいくらいだよ。若い、若い、若いよ能見は」とファームでは先発として起用する可能性も示唆した。

 1軍では中継ぎとして22試合に登板し、防御率5・74。結果を残せず11日に出場登録抹消となっていた。ファームで状態を上げ、早期の1軍昇格を目指す。

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