阪神・陽川 先制ゴリラパンチ!人生初2番で4号ソロ 同期・梅野離脱に代役燃えた!

 1回、先制ソロを放った陽川はベンチ前で“ゴリラパンチ”ポーズを決める
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 「中日4-8阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 人生初の2番で先発出場した阪神・陽川が“梅野ショック”を吹き飛ばした。初回1死から先発・柳のスライダーをゴリラパンチだ。打球は広いナゴヤドームのバックスクリーン右へ着弾。4号先制ソロにすっかりおなじみのゴリラポーズを決めた。

 「追い込まれていたので何とかコンパクトに、後ろにつなごうと思っていました。感触は良かったので『いってくれ!』と思いながら走っていました。ホームランになってくれて良かったです」

 2番抜てきに一発で応えた。試合前、正捕手梅野が右腹斜筋の筋挫傷のため、出場選手登録を抹消された。2番の代役に指名されたのが陽川だ。慣れない打順も自然体。「今年は1番を打たせてもらった。打順はあまり気にしない。どの打順でもやることは変わらない」と肩の力は抜けていた。

 二回以降、柳の前にノーヒットと沈黙する中、風穴を開けたのもゴリラ打だった。2点を追う六回先頭、今度はカットボールを中前へ運んだ。「何とかクリーンアップにいい形でつなげたらなと思って。そういう結果がああいうイニングになったので良かった」。ここから打線がつながり大山の満弾で大逆転。2番起用を決めた矢野監督もニンマリだ。

 「試合に出たり出なかったりでアレやけど、いい働きを見せてくれている。本人も必死なんじゃないかな。リュウ(梅野)が残念ながらああいう形になったけど(2番起用は)迷うことなく」

 自慢のパワーに今季は確実性が増した。ゴリラのキャラクターも相まって、存在感は高まるばかりだ。同学年でドラフトの同期でもある梅野の離脱に「しっかり治して戻ってきてほしい」と話した。「昇竜デー」と銘打たれた一戦。ゴリラパンチ2発で竜を退治した。

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