阪神・矢野監督、3番復帰の糸井を思いやる「出るところで全力で、という思いで」

拳をにぎりファンに挨拶へ向かう矢野監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神5-3DeNA」(21日、甲子園球場)

 阪神は、ボーアが14号同点ソロと決勝タイムリーの活躍で連敗をストップさせ、3位転落を免れた。3番には9月10日のDeNA戦以来となる糸井が入り、3打数2安打1打点と存在感を示した。

 糸井は初回はレフト線に二塁打を放ち、サンズの先制適時打で生還。五回には、左前にしぶとく落とす適時打を放った。

 矢野監督は「連戦も続きますし、いろんな選手をどこでいこうか考えて起用してますけど、(糸井)嘉男もね、いいところで出たので嘉男自身も吹っ切れていくと思いますし、またチーム内の競争も激しくなると思うので、そういうところをしっかりやっていってほしいと思います」と、今後の活躍に期待した。

 コンディションが万全でない中のプレーになることに、指揮官は「常にやっているんだけど、膝の状態もあるからね。良くない時はなかなか、状態良くというわけにはいかないけど」と思いやりつつ、「出るところで全力でという思いで、しっかりやってくれているんでね。またこういうところでヒット出たりすることで、自分自身もまた自分の背中を押すことができると思うんでね。そういう試合になったかな」と語った。

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