「阪神０－４ＤｅＮＡ」（２３日、甲子園球場）

　阪神は上茶谷に完封負けを喫した。前回対戦した９日も７回５安打１失点と打ち崩せず。この日は６安打に終わり打線のつながりを欠いた。

　井上打撃コーチは上茶谷の投球に「いいボールがきていたと思う」と話した。さらに「いつもは早々に投手交代をするベイスターズベンチも、今日は最後まで投げさせたということは彼自身も良かったのだと思う」と見解を示した。

　前日は３安打と苦しめられていた坂本が５回で降板。六回にマウンドへ上がった山崎康を攻め同点とすると、八回に石田から３点を奪い勝ち越しに成功していた。

　もちろんこのまま、上茶谷はお手上げというわけにはいかない。「次、上茶谷が来たときにリベンジのチャンスが来たぞ！と野手陣を奮い立たせる」と誓った。

　打線で唯一の猛打賞と気を吐いた大山には「一番、評価したいのは３本打った後のフォアボールだな」と九回２死一塁からの四球を褒めた。