阪神・近本リーグトップの20盗塁から4番サンズが先制適時打

1回、先制タイムリーを放ちベンチに向かって手を上げるサンズ
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 「ヤクルト-阪神」(27日、神宮球場)

 「1番・中堅」でスタメン出場する阪神・近本光司外野手がリーグトップの20盗塁を決めた後、「4番・左翼」のジェリー・サンズ外野手が先制の適時打を放った。

 初回、先頭の近本が右前打で出塁すると、北條の打席で二盗を成功。これが今季、20盗塁目となった。

 北條と糸井が倒れた後、打席にはこの日の試合までで得点圏打率・400のサンズが打席に入った。初球、吉田喜が真ん中よりに投じた直球を完璧にはじき返した打球は三遊間を破り、二走・近本が悠々と生還した。

 さすがの勝負強さを見せたサンズは「近本が仕事をしてくれて、先制のシチュエーションを作ってくれたので何とか返そうと思っていたよ。先制できたのは良かったね」とコメントを残した。

 阪神は現在3連敗中。糸原や岩貞の新型コロナウイルス感染などの影響を受け、25日に19選手を入れ替える事態となった。なんとしても今日こそ勝利し、負の連鎖を断ち切りたい。

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