阪神の高橋遥人投手が４日、先発する５日の巨人戦（甲子園）に向けて、キャッチボールや短いダッシュなどで調整した。

　「やるべきことは変わりませんし、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。中５日についても、任せていただいているので、気持ちの面でも高ぶります。期待に応えられるように頑張ります」

　中５日で臨むマウンドは、今季５度目の巨人戦登板。ここまで対戦防御率２・５２に抑えながら、１勝３敗と黒星が先行している。

　前回登板した９月２９日の中日戦（甲子園）では、６回３失点の粘投で約１カ月ぶりの３勝目。加えて今季、本拠地の甲子園では６度の登板で３勝１敗、防御率１・５８と好相性を誇る。

　今季初勝利を飾った８月６日の巨人戦では、７回３安打無失点の快投。お互い、手の内を知り尽くした中で臨む５度目の対戦に向けて「特に何かを変えるのではなく、先頭打者を打ち取ることと、粘り強く投げることを意識して。試合をしっかり作れるように頑張ります」と気を引き締めた。ホームの声援を背に、Ｇ斬りの再現といきたい。