阪神・矢野監督が木浪に熱血打撃指導 正遊撃手への期待!井上ヘッドも加わった
「阪神秋季練習」(19日、甲子園球場)
阪神の矢野燿大監督(51)が19日、木浪聖也内野手(26)に熱血打撃指導を行った。1度目の打撃練習後に呼び寄せて始まった指導。最後は井上ヘッドコーチも加わり、他の選手が休憩に入る中、延々と続いた。指揮官が意図を明かす。
「打つ時にバットのヘッドがピッチャー寄りに倒れるから、引っ張った時に波打つっていうか。確率的には悪いかなと」
木浪の今季打率は・249。「ヘッドが頭の後ろに収まってる(構えの)方がいいんじゃないかなと。2割8分、3割を目指す意味では、よりシンプルにいった方がバットを扱える」と説く。木浪は「求められることをできるようにしっかり取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。
矢野監督は「任せられるところに近くなってきている」と守備の成長は認める。あとは打撃。秋季練習だからこそできる指導、そして取り組みで、正遊撃手の座を不動にする。