「フェニックスリーグ、ＤｅＮＡ１－７阪神」（２６日、天福球場）

　阪神は初回に井上広大外野手の先制適時打が生まれ、これが決勝点となった。先発の小野は６回２安打１失点、７奪三振と好投し、平田２軍監督も絶賛。２７日・ヤクルト戦で相手先発で奥川が来るだけに、指揮官は期待感を口にした。

　以下、平田２軍監督の一問一答。

　－小野が好投

　「もうフォアボール５つでもね、内容が違う。不安のあるフォアボールじゃないもん。（カウント）３－２からのフォーク、カーブ、そういうところを自分でイメージを作って、そこでのフォアボールだから。これまではにっちもさっちもいかないようなフォアボールが多々あったけど、こないだのヤクルト戦の登板と今日と、俺は素晴らしいと思っているよ」

　－オーノー、オーケーに続くのは

　「もう…ちょっと出ないな。このオフ休ませたくない。このままの感触で開幕を迎えさせたいくらいだよ。それに加えて牽制も２つ、こっちから強制的に入れさせたんだけど。今まで牽制もやりたがらなかったけど、ファーストに２つ、セカンドに１つというところで、やっぱりそういう牽制から見て取れるようになんか変わろうという、無難にじゃなくてチャレンジしようというのが出てるよね」

　－１軍経験ある（ＤｅＮＡ）坂本から坂本が打った

　「誠志郎（坂本）はこっちに来て、やっぱり差というのを見せてるよ。ずっとこっちに来てから、キャッチャーとしてもだけど打つ方でも格の違いを見せてくれてるわ。やっぱり１軍で経験してゲームに出て、その差というのは違いが出てるね。やっぱり頭２つ３つ違うもん」

　－梅野を超えるためには打力がカギ

　「ホームランといい、左中間に打ったり、そういう内容がいい。アウトになっても内容が違う」

　－明日、奥川

「ああ、そう！楽しみだね～。ウチは及川。奥川－及川これはもう、楽しみだね」

　－どういった結果を求める

　「いやいや、そういうことではないよ。これからプロ野球界を奥川にしても、佐々木朗希にしてもさ。そういうちっちゃいことで我々は考えていないんだよ。西（純）にしても、それを目の当たりにしてさ。野球界を盛り上げるために、明日はタイガースの打線のすごさを見せようか！奥川がなあ、これからいろんなスター、タイガースだけじゃなくて他のチームからもフレッシュなさ、話題性のある選手がどんどん出てこないと。楽しみだね。及川－奥川の投げ合いなんて」