阪神・矢野監督“トイレの神様”作戦 異例の“大掃除締め”甲子園に感謝

 “甲子園の神様”も大喜び!?阪神は29日、甲子園で行っていた秋季練習を打ち上げた。練習後には矢野燿大監督(51)ら首脳陣の発案で選手、スタッフら全員が参加して異例の大掃除を実施。約2時間半をかけて室内練習場、ブルペンや、クラブハウスの風呂場、トイレも清掃し、本拠地に1年間の“感謝”を示した。

 午前中にチームとしての練習を打ち上げ、昼食後、選手たちは最後の仕事に臨んだ。ベンチ前では、はたいたマットから砂ぼこりが舞った。試合や練習で使用するブルペンや素振りを行うミラールームも隅々まで清掃。クラブハウス内のロッカー、風呂場、トイレなども磨き上げた。

 異例の“大掃除締め”。矢野監督がコーチミーティングで提案し、実施が決まった。「こっちで秋季練習をやったからこそというか、汚れている部分もあるんでね。そういうところをみんなできれいにして。掃除したら気持ちもすっきりするやん」と説明する。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、秋季キャンプが行われなかった。代わって15日から約2週間、甲子園で秋季練習を実施。チームとして最後の練習を、甲子園で終えられる機会を有効活用した。

 「要らない物を捨てたり、トイレ掃除したりとかさ。そういうのって、ちょっと清められるような気持ちになるやん。1年間、お世話になった場所なんで」。今季36勝18敗3分けと大きく勝ち越した本拠地に対して、約2時間半をかけて1年間の労をねぎらった。

 “甲子園の神様”も大喜びの大掃除。来季も本拠地での好成績は間違いなし!?

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