阪神ドラ1佐藤輝 “ギータ2世”超豪快フルスイング!平田2軍監督大絶賛!

 打撃練習をする佐藤輝(代表撮影)
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 阪神・平田勝男2軍監督(61)が13日、鳴尾浜で行われた新人合同自主トレを視察し、代表取材に応じてドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=を「ソフトバンクの柳田のようなスイング」と絶賛した。昨季のパ・リーグMVP男のフルスイングと重ね合わせ、“ギータ2世”への大躍進を期待した。

 鳴尾浜のグラウンドに足を踏み入れると、豪快なフルスイングが目に飛び込んできた。新人合同自主トレ第2クール初日。平田2軍監督は佐藤輝のティー打撃を食い入るように見つめ、その姿をソフトバンク・柳田と重ね合わせた。

 「うちにはああいう豪快なティーとかをするやつはタイプ的にいないんでね。頼もしいというか、力強いよね。柳田のようなスイング、気持ちいいよな」

 2007シーズンから2軍監督となり、同職は今年で計9シーズン目。阪神や他球団の若手選手を見てきた中で、佐藤輝のようなフルスイングできる選手は希有(けう)な存在だ。その中でイメージと合致するのが球界を代表するスラッガー。タイミングを外されてもスタンドに放り込めるスイングの強さを、佐藤輝からも見いだした。

 その上で「そこ(柳田の打撃)を求めてほしい。浜風なんかに負けないそのスイング力というか、それを期待されて入ってきている」と激励。鳴尾浜で行われた19、20年のプロアマ交流戦でともに2安打を放つ金の卵の姿も三塁ベンチから見守り、今も鮮明な記憶として刻まれている。潜在能力の高さは間違いない。

 キャンプは沖縄・宜野座の1軍スタートとなる見通し。高知・安芸の2軍キャンプを管理する同指揮官からは遠く離れるが、未来の猛虎を担う大砲候補の動向は常にチェックする。絶対に縮こまるなよ!何があってもフルスイングを貫け!心の中で熱いエールを送り続け、成長を見守る。

 「うちにはああやってティーの時から100%、120%でスイングするタイプがあんまりいないので、他の選手にとってもいい刺激になるんじゃないかな」

 佐藤輝が柳田のような存在感を発揮できれば、チームは間違いなく優勝へと近づく。常にフルスイングで相手に脅威を与えられるバッターになれ-。それだけの魅力と力強さを、ドラ1ルーキーのスイングは兼ね備えている。

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