阪神・加治屋 直球アピって勝利の方程式入りだ!メンタル不安も…岩貞ら同級生頼りに
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1軍キャンプスタートが有力な阪神・加治屋蓮投手(29)が20日、キャンプ中に武器の直球でアピールし、勝利の方程式入りを目指すことを誓った。
「実戦も早くなると思ってるので、そこで自分を出していければと思っています。まずは真っすぐを力強く投げることをテーマに置いてやっていきたい」
ソフトバンクから加入した右腕は、着実に準備を進めている。鳴尾浜での自主トレでは、ともに新加入の鈴木とキャッチボール。気温も低い中で右腕を全力で振った。
タテジマのユニホームでは初となるキャンプイン。「不安がないと言えば、うそになる」と正直な思いも吐露した。それでも「同級生もたくさんいるので、野球のことも私生活のことも聞ければ」と梅野や岩貞、岩崎といった91年世代を頼りにしていく。
キャンプには遠征でも欠かさず持って行くという寝具を持参予定。さらに「精神的に強い方ではないので」と空き時間もメンタル系の本を読んで野球漬けの日々を送る。
ソフトバンク時代の18年にはセットアッパーとして、リーグ最多の72試合に登板。阪神でも同様の活躍を目指す。2月1日のキャンプインに向け、加治屋は万全の態勢を整えていく。