阪神ドラ1佐藤輝、春季Cは野球漬け グラブ3種&バット2種&愛用寝具持参

 阪神・佐藤輝明内野手(21)=近大=が22日、入団後初めて甲子園室内で練習を行った。キャッチボールやノックなどで汗を流した後、代表取材に応じ「とても広くてすごく使いやすいと思います」と充実感を漂わせた。

 前日に沖縄・宜野座行きが決定した黄金ルーキー。1軍キャンプでは身も心も野球にささげるために、野球用具や寝具など必要最低限のモノを持参する考えを示している。

 ミズノ社から用具提供を受けるグラブは、矢野監督が起用を示唆する外野用だけでなく一、三塁用のミットも「もちろん持っていきます」と三方向で守るための準備は万端。バットはオーダーした広島・堂林モデルの型を含む2種類のモノを持ち込む予定だという。

 約1カ月間の沖縄滞在となることから、体のケアは重要となる。疲労がたまっても「マットレスは持ち運びのやつもあるので、それを持っていきます」とお気に入りの寝具で体力を回復し、実戦で全快アピールできる態勢を整える。

 本やDVDなど“娯楽”アイテムの持参については「今のところは持っていく予定はないですね」とキッパリ。南国での野球漬けの日々が始まる。常に野球と向き合い、己の価値を高めていく。

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