阪神2軍 先発の秋山は5回9安打5失点 和田2軍監督「ちょっとらしくないかなと」25日は高橋遥人の先発を明言

 「ウエスタン、阪神2-9中日」(24日、鳴尾浜球場)

 阪神は新外国人のマルティネスが実戦初登板し、1回3安打2失点1四死球だった。先発の秋山が今季最長の5回を投げるも、3被弾を含む9安打5失点と乱調。チーム全体で5被弾し7点差の大敗となった。

 新外国人のベタンセスは今季3度目の登板で1回1安打無失点2奪三振。和田2軍監督は「もう投げるたびに落ち着いてきて、球も良くなってきてる」と称賛した。打線は中川が8試合連続安打。山田が五回にファインプレーを見せ、この回の攻撃では左中間に適時二塁打を放ち躍動した。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -マルティネスがデビュー戦で2被弾。

 「初めてのマウンドということもあるし、今日は、ここはまだファームだけど、日本の打者のレベルをね、感じてくれたのでいいかな」

 -彼の状態は。

 「ずっと見ているわけではないから。一番いい状態がどういう状態か、というのは把握はできてないけど、やっぱり初マウンドというのはね、誰が投げても大変だし、逆に言うと、次投げるときの変化を見たいね」

 -ベタンセスは徐々に慣れている。

 「もう投げるたびに落ち着いてきて、球も良くなってきてる。もう少しまとまってくれば。まあ、ある程度、散らばるのが持ち味のピッチャーだと思うけど。走者を出してもバタバタしないし、クイックもそこそこ速いし。しっかり投げられているんじゃないかな」

 -今日の秋山の投球は。

 「ちょっとらしくないかなと。秋山の一番いいところはコントロールだと思うから。今日は全体的に高かったな。真っすぐも変化球もね」

 -中川は好調。

 「ずっと状態はいいよ。まあキャッチャーはポジションが一つしかないから、チャンスも他の野手に比べたら少なくなるんだけど、少ない中でしっかり結果を出して打撃の状態は非常にいいかな。あとはリードの方でもうちょっと粘り強くね、やれるようにならないといけないね」

 -ミエセスは守備にも就いたが、今後は試合はずっと使っていく。

 「そうだね。そういう段階にきたというか、ある程度今日も3打席立ってその間守れてというところで、もういろんな制約が取れてくる段階に入ってくるね」

 -明日の先発は。

 「(高橋)遥人」

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