阪神 伊藤将の快投劇が大暗転 6回までノーノーも七回に4安打許して逆転される 森下の痛恨適時失策も

 「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)

 阪神先発の伊藤将司投手が、6回までDeNA打線をノーヒットノーランに抑える快投を見せたが七回に大暗転。2安打などで2死二、三塁のピンチを招き、山本に逆転の中前2点打を許した。さらに森下の適時失策も重なり一挙3失点だ。

 この日は試合前から雨が降りしきる最悪のコンディション。マウンドもぬかるんでいた中、初回先頭の度会が放った痛烈な顔面付近へのピッチャーライナーを抜群の反射神経で回避しただけでなく、右手のグラブでたたき落として投ゴロに仕留めた。

 いきなりヒヤリとさせられるシーンだったが、以降は圧巻の投球。四回は先頭の牧に四球を与えて2死三塁のピンチを招いたが、落ち着いて山本を右飛に仕留めた。

 バットでも五回先頭の第2打席では中前打を放って出塁。その後、2死満塁からノイジーの押し出し四球で先制のホームを踏んだ。その裏の投球では1死から楠本に四球を与えたが、山本を三ゴロ併殺打に仕留め、悠然とベンチへ戻った。

 その後、六回表の攻撃が始まる前に36分間の中断。六回裏のマウンドに上がる前はグラウンド整備が思ったよりも長引き、マウンドで待たされた。さすがにリズムを崩したのか、先頭にストレートの四球を与えた左腕。それでも後続を斬って、最後は2死三塁のピンチをしのいだ。

 七回先頭の佐野に右前打を許し、快記録はストップ。1死後、宮崎に中前打を浴びて一、二塁のピンチを招いた。だが楠本を一ゴロに仕留め、2死二、三塁と状況が変わったところで安藤投手コーチがタオルを持ってマウンドへ。山本勝負を選択して中前に逆転の2点打を浴びた。さらに石上の右前打を右翼・森下が痛恨の後逸。致命的な3点目を奪われた。

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