オリックス2年目中川圭太 スタメン2番奪取へ三塁守備練習集中「速い打球に対応」
オリックス・中川圭太内野手が11日、大阪市此花区の球団施設でランニング、キャッチボール、ティーバッティング、フリー打撃、守備練習など自主練習を行った。
「いつ開幕してもいいという状態で、走攻守すべての技術アップを目指して取り組んでいます。中でもサードは速い打球が多いので、対応できるように、特にハンドリングを意識しています」
プロ2年目の中川はオープン戦では打率・318、1本塁打、7打点の好成績。2番に起用されることが多く、西村監督は「中川を2番に入れるなら試合の後半の僅差でなければバントはさせない」と攻撃型2番としてチャンスを広げる役割を期待している。
守備位置は昨季は外野や一塁での起用が多かったが、レギュラー不在が続く三塁に抜てきされた。東洋大時代は二塁手としてプレーしただけに不慣れな感は否めない。開幕延期のこの期間を利用して、三塁守備の向上に力を注ぐ。
「自宅では、映画やドラマなどを見ながら、半身浴をよくします。大体30分から1時間くらいですかね。それでリフレッシュしています」
鍛える一方で体のメンテナンスにも怠らない。
「シーズンを通して戦力となり、チームの勝ちに貢献するプレーをたくさんファンのみなさんに見せられるようにがんばります!」
111試合に出場し、打率・288、3本塁打、32打点、9盗塁の成績を残した昨季以上の活躍を目指す。