秋田出身オリックス・中嶋監督 地元で凱旋星ならず 宮城今季最短4回3失点KO「甘いからこそ打たれている」

 「楽天4-1オリックス」(8日、こまちスタジアム)

 気温10度を切る寒さの秋田で、勝利を飾ることはできなかった。先発のオリックス・宮城は今季最短の4回9安打3失点(自責1)で降板し、4敗目。「甘いからこそ打たれているのかな」と反省した。

 不運な当たりや味方の拙守で失点を重ねた中、三回は3連打から2死を奪った後に辰己に押し出し四球と、らしくない投球だった。開幕から5試合連続だったクオリティースタート(先発で6回以上投げて自責点3以下)もストップ。中嶋監督も「どこかで波が来るとは思いましたけど、今日はちょっとって感じですかね」と評していた。

 中嶋監督にとっては、監督就任後初となる地元・秋田での指揮だった。阪急、西武時代には秋田でプレーしているが、こまちスタジアムの来場は今回が初。「前の球場じゃないので不思議な感じですけどね。秋田は、大輔(松坂)が完封した時以来やから」と当時を思い返した。

 これまで秋田では阪急時代を含めて20勝5敗1分けだったが、データ通りにはいかず。指揮官も「勝ちを見てほしかったんですけど、それができなかったことが残念」と悔しさをにじませた。

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