広島・今村、1軍合流へ脱力投法「速い球を投げたい」
広島の今村猛投手(29)が廿日市市の大野練習場で2軍通い組の練習に参加した。全球直球で30球を投げ、「悪くなかったです」と手応えをつかんだ。
今季は、球速アップを目標に掲げ、再び1軍合流を目指している。「ストレートがよくないと変化球もよくならない。速い球を投げたい」と意気込んだ。
現在、取り組んでいることは“脱力投法”だ。以前までは、球が指から離れる前に余計な力が入ってしまい、力みがあったという。しかし、「力を入れるタイミングに気をつけている」とリリースの瞬間の一点に力を込めることを意識する。
16年から2年連続で60試合以上に登板したが、昨季は27試合にとどまった右腕。再び力強い速球を取り戻し、勝利の方程式入りを目指していく。