広島・常広 仕切り直しで7日デビュー 6日雨天中止でスライド登板 「相手打者としっかり勝負」

 キャッチボールを行う常広
 キャッチボールを行う常広
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 「ウエスタン、広島(降雨中止)阪神」(6日、由宇球場)

 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=が7日のウエスタン・阪神戦(由宇)にスライド登板し、実戦デビューする。先発予定だった6日の同戦は雨天中止。待ちに待ったマウンドへ向け、「相手の打者としっかり勝負することを意識したい」と意気込んだ。

 デビュー戦はいきなり難しい条件となったが、動じることはない。スライド登板は大学時代に何度も経験済み。「なんとも思わないので、このまま普通にいきたいです」と涼しい顔だ。

 想定外の出来事はシーズンを戦う上で避けては通れない。今後の長いプロ野球人生を見据えて「あまり決まった調整方法を持っていない。臨機応変にというか、環境に左右されない強さも必要」と心強い。

 調整のペースが上がらず、春季キャンプ終了後から3軍で調整を続けてきたが、4月17日に初のシート打撃に登板。同26日にはマツダスタジアムで3度目のシート打撃登板に臨み、最速151キロを計測するなど一歩ずつ歩みを進めてきた。

 この日は大野練習場でキャッチボールやダッシュなどを行い、汗を流した。プロ入り後初めてファンが見守る中での投球となるが、「そのへんはあまり関係ない。どういう投球をしたいか、どういう課題が見つかるのかに集中したい」と常広。高い適応力を見せ、収穫のあるマウンドにする。

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