甲子園の声援が阪神・西勇を後押し 同点ピンチに空振り三振ど派手ガッツポーズ
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「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)
有観客2試合目も入場券が完売した甲子園で、阪神ファンの歓声が選手を後押しする場面があった。
2点リードの五回2死一、三塁。先発・西勇がソトを迎えた場面だった。一発が出れば逆転を許すシーン。カウント2ボール2ストライクとすると、スタンド全体から拍手が巻き起こった。
西勇は後押しに応えて空振り三振を奪い、ど派手なガッツポーズを決める。すると、スタンドからは再び大きな歓声と拍手が沸いた。
また、二回に先制2ランを放ったボーアが、三回の守備に就いた際には、スタンドからは「ボーアコール」が巻き起こった。ボーアはどこへ反応したらいいのか分からず、一塁スタンドに向かって帽子を取って頭を下げた。
声援が沸いたのは、選手に対してだけではなかった。試合開始の約1時間前に強い雨が降り、阪神園芸はグラウンドの土の部分に大きなシートを敷いた。
しかし、18時頃に雨が落ち着くと、阪神園芸の職員らが大人数でシートを片付け始めた。全て終了すると、試合開始を待ちわびるファンから大きな拍手が送られるシーンもあった。